寒いほどに違いが分かる高性能な保温インナー「ひだまりチョモランマ」
エベレスト登頂へ挑む登山家にも信頼されているという「ひだまり」の防寒肌着。 生地の製造、裁断から縫製&検品に至るまで、全て日本国内で行われ、高い技術と数々の工夫が製品へと注入されている。
あらゆる繊維の中で最高レベルの保温力や速乾性、透湿性を発揮するとされる〝ダンロン〟繊維が使われている「ひだまり」シリーズ。
数多くある製品ラインアップの中で、キャンプやバイク乗車にも適しているチョモランマの紹介です。
サイズ
| M | L | LL |
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胸囲 | 88~96 | 96~104 | 104~112 |
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ウエスト | 76~84 | 84~94 | 94~104 |
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身長 | 165~175 | 175~185 | 175~185 |
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カラー/素材
カラー | ネービー |
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素材 | 表地:アクリル/キュートリー/毛 中層:ナイロン 裏地:ダンロン(ポリ塩化ビニル) |
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カシミヤのような肌触り
キルトウェーブ加工により伸縮性は上々で、毛玉も発生しにくい。 後ろ身頃の丈は長くなっており、前傾姿勢時でも腰は覆われる。
三重構造で体温をキープ
特殊な三重構造により3つの生地の間へ断熱効果に優れる空気の層が形成。 そのため、冷気が肌まで伝わりづらいという効果が生まれる。
保温性を視覚化
サーモピュアによる保温性の検証。 右側、ウールのほうが暖色(高温)になっているが、これは体が生み出した熱の発散が多いということ
■着用インプレッション(モーターサイクリスト誌編集部員小川)
着用してみると、とにかく暖かくて肌触りのいいことに驚く。 ダンロンを肌側に配し、その上へ中層、表地、計3種類の素材をキルトウェーブ加工により丁寧に編み上げた生地は、1枚で2~3枚分の重ね技効果を発揮。 断熱効果が高いゆえに、自らの体温が自分を暖めているという感覚だ。繊維が発熱するわけではないので不自然さもない。
ひと桁後半の外気温なら、防風性のあるジャケットやパンツの下に着込むだけでバイクで100㎞以上イッキ走行しても凍え知らず。暖房の効いた部屋で熱い食事をいただくと、すぐ汗が出てくるが、吸水&発散能力が抜群なため、不快なベト付き感は皆無。肌はいつでもサラサラ状態だった。満足度の高い製品だが、熱に弱い(※)という点には注意が必要だ。
※「ダンロン」は熱に弱いため、カイロとの併用、乾燥機やアイロンの使用は避けたほうがいい(縮んだり硬化する可能性あり)。 60度以上の温水での洗濯も同様だ