2022年11月28日(月)発売
熱狂のロードレースを振り返る新シリーズ
今だから語れる、あの瞬間
1988年WGP初戦、鈴鹿。
前年にタイトルを獲得したホンダNSR500と、
熟成の域に入りつつあったヤマハYZR500。
この2台を尻目に勝利を飾ったのはスズキRG-Γだった。
それまでの数年、ワークス活動を休止していたスズキは
アメリカ人ライダー、ケビン・シュワンツを擁して
この年にワークス活動再開を決断したばかり。
前年王者のワイン・ガードナー(ホンダ)を抑えての勝利は、
レースファンやWGP関係者に強烈なインパクトを与えたのだった。
<CONTENTS>
1988年のWGPを闘ったマシンたち
RG-Γ、NSR500、TZR500
エンジニア、テストライダーが振り返る
WGPマシン開発の現場
6気筒エンジン設計者、宮腰信一が語る
ホンダRC166の真実